水曜 カナ&イベリ仔豚物語

そら贅沢いうたら贅沢やけど、買ってみてよかったものシリーズ。

コニチハコニチハ。こちらは神戸市、東灘区。ここではなんと北から阪急・JR・阪神の3社の鉄道が、目視できる近さで平行して走っています。すごく便利。だから車なんてね、維持費もバカならんし、それに日本では駐車場代もかかるし、要りません。要らない、の…

 断髪

ご無沙汰しています。水曜日に合気道を始めてから、いつも帰るとバタンキュウで。すみません。先日、ニーニャ(3歳半)、生まれて初めて髪を切りました。保育園に通い始めてずっと「ねーねー、チョッキンしようよ〜」と口説き続けて半年。そうして彼女には初…

「子育て」は苦手だよ

そろそろか! って、他人事なのにドキドキ。考えれば、人類史上最新の命がひとつ現れるわけで、それが我が腹からだろうが同胞の腹からだろうが、寿ぐべきことに変わりなし。しかし、私には未知の「自然分娩」なんだよなー。痛いって、どんなかんじなんだろう…

臨月

おお、まだ速報入ってませんね。腹まわり1メートルとは……。自動改札とか、無理っぽいですね。あとは、サンタさんの役。煙突通れないから。しばらく更新をぶっとばして、失礼しました。汗だらだらで(あったかくなったね!)翻訳をしていました。もういま出…

頑是ない歌

おおっと今日はがっつり書く時間がなさそうなので、この数日、何度も読んでいる詩を。 思へば遠く来たもんだ 十二の冬のあの夕べ 港の空に鳴り響いた 汽笛の湯気は今いづこ 雲の間に月はゐて それな汽笛を耳にすると 竦然として身をすくめ 月はその時空にゐ…

プリキュア星人?

保育園、というのは一般的な名称で、正しくは「保育所」らしい。なので、園長ではなくて「所長」、入園ではなくて「入所」。送迎に行くたび、外がシャバに見えるです。先週、3月31日は、年度がわりの準備のため、保育所はお休み。実質、これがゆいいつの春休…

健全な精神は

今回はいいお話ですよ、我ながら。なんで自信満々かというと、引用だから。引用元は『こども、こころ学』(石川憲彦、ジャパンマシニスト)、そのp192、『努力と発病』から。 健全な精神を守る環境をつくろうというのがナチスの初期のスローガンでした。 び…

春の夜の怪談。

編集者さんからのメールより。 江戸後期にこの手の育児手当をだした藩があったようですが、この手当て目当てに子どもを買う人がでてきたと。 昭和のはじめにも沢山沢山ありましたね。 そそそ、そうなの? まーでも「子どもが宝」なんて言い出したのはごくこ…

逃げるが勝ち

ついったーにもちょっと書きましたが、3歳児検診、おおむね穏便にすみました。ただ、過去に中耳炎に2度以上かかった子どもは強制的に耳鼻科にまわされるということで、まあこの機会に耳掃除をしてもらえればラッキーと思い、パンツ一丁にされた娘を連れて楽…

桃の節句、おめでとう!

今日は桃の節句っす。朝から、長崎の実家から娘に贈ってくれた、定番の桃カステラ食べてます。スカスカのカステラの上に、煮詰めた砂糖をのっけたもので、スペイン人もびっくりの甘さ。そういえば昔も、「桃」の部分は横にどけて(クリスマスケーキのサンタ…

 お馬と親子

「おんまの親子は、なかよし・こよしぃ〜」 スペインで子どもと一緒にいた時間、生の日本語と日本文化を教えるのは私しかいないと思って、というのは半分で、残りの半分はまだ会話の成立しない娘との「間」がもたなくて、しょっちゅう日本の童謡を歌っていた…

 いいすべりです。

「いい滑りでした!」っていう表現があるんだよね冬季五輪。オリンピックを、日本語の、日本選手の出る競技で日本人に焦点を当てた中継で見るのは、長野五輪以来。帰国してこれまで、お笑いの「すべらんなぁ」の文脈でのみ聞いていた「滑り」を、久々に本来…

やっぱりパパが好きぃ〜

「やっぱりパパが好きぃ〜」というのが、最近の娘の流行語。そんでパパに抱っこされて、「見て見てぇ」とこちらを呼び、なんぞなと近寄るとまんまるの頬をさらに膨らませてぶーっ!とつばを吹いたり、キックをくれたりする。むむ。まさに足蹴にされる母。こ…

にんげんのそんげん検査

久しぶりにその名を聞いた。ある日、保育園の娘(3歳2ヶ月)用の連絡ポケットに、小さな茶封筒が入っていて、見ると「ぎょう虫検査」と書いてあった。おー! 家で取り出すと、水色のフィルム。あの、笑顔で自分のお尻にフィルムを貼っている天使(?)の絵。…

お笑い出産、どうじょー。

そうなの、ヘタレなのよねどうやらニーニャ。ネズミーランドよりも大人向けに作られたUSJで、辛うじて3歳の子どもでも楽しめそうなスヌーピーの館に、「入り口が暗い」というだけで泣いて入れなかった彼女。ダメもとで並んでみたセサミストリートの4Dシアタ…

よいこ? わるいこ?

●「あ、ミッキーや!」 保育園の階段の踊り場 *1に描かれた例のネズミを見て、娘は嬉々として教えてくれた。ふわぁー、関西弁になってきよるー。すでに初「あかんでー」も出た。こちらはまだお迎え時の「こんにちは」の正確なアクセントもわからんままやのに…

大吉娘に鹿のフン

週末の3連休、初日は奈良へ行ってきました。私たちがスペインにいる10年のあいだに阪神と近鉄がつながっていて、最寄の阪神の駅から乗ったらそのまま1時間10分後には近鉄奈良駅に着いちゃった。あらまー。むらがる鹿にニーニャが「ハウシュ!」(=ハウス)と…

おうち帰る!

あけましておめでとうございます。うちは和歌山で年越しでした。ニーニャより1歳と3歳年長の従姉妹ちゃんたちが泊まってくれたりもして、こちらもたいへん賑やかなお正月でした。ちなみに私は寝正月。字義通りに。ギックリ腰で。トホホのホ。保育所というの…

めでたいのはええこっちゃ

メリー・クリスマス! スペインでは10年間、イブの夜はテレビの前に座って国王のお話を聞いていたのだけど、今年は日本でエンペラドール・デ・ハポンの御尊顔を観た。って、こちらは誕生日だったのね。まあなんせめでたいのはええこっちゃ、ハッピー・メリー…

この世の花

「保育園(再)通い始め」の身として、アイリちゃんのお姉さんのミンミンさんに伝えたい一言。「通い始めは、わりと三寒四温、じゃなかった、3日行って4日休みとか、そういうレベルですよー。3ヶ月経てば、ちょと落ち着きます。1年経てば、すんごく落ち着き…

コリンコリン

昨日、保育所で発表会でした。って、二ーニャは入所したのが先週でまだ半日保育だから、練習に参加できたのはほんのちょっと。危惧どおり、2歳児クラス入場時には、3番目に出てきてひとり先頭まで突き抜け、退場時にはケツから3番目からひとり路肩を駆け抜け…

えっ、そんな子だっけ?

こんにちは、カナです。前回の更新のあと、一家で長崎の実家に帰ってのんびりし、返す刀で金婚式の両親を神戸に迎えて、紅葉の有馬温泉に浸かったりしていました。知らなかったのだけど、なんと神戸は父がつとめあげた海運会社の所在地だったのでした。とい…

娘のエーちゃん化

コニチハ! 神戸より、カナです。川の中で昼寝するイノシシの親子を見ました東灘区。部屋中を拭き抜けます六甲おろし。しゃにむにうまいです「うまみや」*1の弁当。トンビさん、おめでとうございます!! ドンドンドンパンパンヒューヒュー! びっくりしたあ…

速報

ご無沙汰してます。 和歌山より、カナです。トンビさん、呼びかけありがとう! 信用社会日本での住所不定無職の辛さを満喫しつつ、元気でーす。 前回の初々さんのエントリー、素敵だったなあ。読後すぐから、娘を愛しく見れるようになったよ。 ちびおさん、9…

逆・夏休みの友

今日が、2009年8月最後の水曜日になる。なので気が早いけど、「8月31日の日記」を書いてしまおう。「夏休みの友」みたいに。*1 今日は、我が家にとって大きなことがふたつあった。ひとつは、ニーニャが生まれてちょうど1,000日となったこと。たしか100日で餅…

貝は剥き身なく

墓に脱皮ときましたね。さすがお盆翌週のエントリー。 書くつもりもなかったことを、つられて私も書いてみます。大事な大事な親友が、人非人の私に常にその広くあたたかな心を開き続けてきてくれた女の子が、がんになりました。今週の話。同世代で、子どもも…

実はすごい、長崎日大高校の校歌の2番

日本ではいま夏の甲子園、長崎日大が試合中。母校です。がんばれー。そして今年は、もとい今年も、ツレの母校の智弁和歌山も出ているはず。がんばれー。んでもってニーニャの母校、太陽と月保育園は、現在絶賛夏休み中。がんばれ、マミーちゃん! ということ…

子育ての七不思議

に入れたいくらいのびっくり。オムツ外しトレーニング開始から約1ヶ月。たしか半月ほど前から、ニーニャ(2歳8ヶ月)はあっけなく全日パンツへ移行。開始前の不安は、以下のように、まったくもってあえなく解消されました。1)(けっこう多い)ゆるゆるウン…

母の願い

人間は反抗する動物だ。権威ある父親に育てられた息子はその権威を剥奪しようとし、厳格な教育を受けた人間は一刻も早く道を踏み外したくなる。 そう、高橋源一郎氏が仰っている。*1 いや、森鴎外だったかもしれない。ともかく、だいじなのは「反抗『しがち…

ベニーばあちゃんがいる日々

友人とランチするなんて、月に1度くらい。昨日がその「1度」で、マドリードの新宿兼渋谷あたりのソル広場近辺で友人と落ち合ったほんと数十秒後、携帯電話が鳴った。発信元:SOL Y LUNA。あ。「ロレナだけど、ニーニャが頭から落っこちて、いま病院に」 やっ…