母の願い
人間は反抗する動物だ。権威ある父親に育てられた息子はその権威を剥奪しようとし、厳格な教育を受けた人間は一刻も早く道を踏み外したくなる。
そう、高橋源一郎氏が仰っている。*1 いや、森鴎外だったかもしれない。ともかく、だいじなのは「反抗『しがちな』動物」とかじゃないってこと。「反抗『する』動物」、それが人間。タカハシゲンイチロウがそういうならそれを私は鵜呑みにする。ごっきゅん。
娘よ、私に似るな。
その切実な願いを、血の涙を流して願わなくても、おそらく娘は私に似ない。よかった。それだけでもうじゅうぶん。
ところでこれを読んでるそこの君。君は、ちゃんと人間かい?
さて、明日で保育園もついに最終日。久々の24時間保育の日々が、はじまるぞー!
*1: 『官能小説家』より。