「子育て」は苦手だよ

そろそろか! って、他人事なのにドキドキ。考えれば、人類史上最新の命がひとつ現れるわけで、それが我が腹からだろうが同胞の腹からだろうが、寿ぐべきことに変わりなし。

しかし、私には未知の「自然分娩」なんだよなー。痛いって、どんなかんじなんだろう? 頑張ってね!



子どもは「つくらない」という話でいうと、「子育て」というのも、苦手だ。一緒にいてつくづく感じるのだけど、子どもは勝手に育ってくれる。親こそ、意識的に成長しなければいけない、親であるために。親が親になりきれないで、「子どもが成熟しない、プンプン」と憤ってみても仕方ないのだろう、たぶん。

作家の高橋源一郎氏がこのところ毎晩、夜12時から、「路上ライヴ」的なツイートをしている。そのなかのひとつ。

ぼくが、そんな小説を、なにより好むのは、「正しさの呪縛」から抜け出すやり方を教えてくれるからです。いわく「愛せよ」と。


ここの「小説」を、「子どもと生きること」に変えれば、私が思いたいことと同じ。マイケル・ジャクソンのことばを三砂ちづるさんが引用したのを初々さん(元気ですかー?)が引用したのだったかしら。まず、子どもが親に、無償の愛を捧げる。それを見て、親は、「無償の愛」というものの与え方を学ぶのだ、と。

いわく、「愛せよ」と。


ところで、相変わらず、生まれてから3年と5ヶ月、髪を切ったことのない娘。このあいだふと、「髪って、伸びるんだよ〜。チョキンしても、またにゅーって伸びるの」と言ったら、ハッとした顔をした。そ、そっか、説明したことなかったっけか……。お・ば・か。