お笑い出産、どうじょー。

そうなの、ヘタレなのよねどうやらニーニャ。ネズミーランドよりも大人向けに作られたUSJで、辛うじて3歳の子どもでも楽しめそうなスヌーピーの館に、「入り口が暗い」というだけで泣いて入れなかった彼女。ダメもとで並んでみたセサミストリートの4Dシアターも、「おうち、かえるー!」と鼻水だだ流しで絶叫、断固拒否。つきあって初々さんご一家まで列を離れてくださったので、いったいなにしにいったのやら、でした。恐縮至極です。笑っちゃうね。次の「月例会」、心から楽しみにしてます!


まだ考えがまとまんないままでここに書きますが、どうも帰国して聞く、日本の「妊婦さん追い込み」が、ものすごい。体重は何キロくらいまでの増加しか許されないとか、母乳が出ても一日何グラムでは子どもが太りすぎだから減らせとか、今度は減らしすぎたからミルクで補えとか。

「ここに腹が減ってる生き物がいる。おやここには乳が出る生き物がいる。という幸せな構図に、あに『専門家』やら『WHO』やらの出てくる必要があろうや」という、カルロス先生の考え方に大いに救われた私としては、このヒゲおっさんと声を揃えて、「こっちも赤子もちゃんと立派にアニマルだい。どうか、ほうっといて頂戴!」と思うのだけど、これって特殊なんでしょうか。

あのね、「7サプ」を立ち上げたときもそうなんだけど、自分がそうしてもらったみたいに、経験者の話で、ちっこい命と一緒にいる時間を、すこしでも楽に、楽しくしたいのです。「したい」というか、「なったらえーなー」というか。

スペインでは妊婦は腹を出すべしといわれました。南米では離乳食に骨つき肉をなめさせます。「それがいい」ってわけじゃなくて、「それでも、わりとどげんでも、子は育つ」。そうわかれば、けっこう笑えるでしょ? たとえばうちのおかんは、ヤギの乳で育ちました。それでも、ぜんっぜん元気です。本人は母乳の泉だったし。影響といえば、娘の私が羊やヤギのチーズを大好きになったことくらいかな(って、スペインに住んでたからだね)。ともかく、それ知っちゃえば、母乳かミルクかなんて、わりとどーでもよくなったりする、かもしれない。

横の広がりとして外国や異文化、縦の広がりとしてかあちゃん・ばあちゃん・さらにもっと昔の話まで、いろいろ集めて、笑って元気になれる、「お笑い妊娠・出産」みたいなコンテンツを作りたいと強く思っているのだけど、どなたか賛同者はいらっしゃいませんか〜?