月曜 初々さんちのみんなのうた

キミは悪くない

いきなりだけど、人の一生の間で、何度くらい盗難もしくは詐欺の被害にあったりするのだろうか。傘を取られたとか、友達に貸したCDが返ってこなかったとか、そういうのでなく、警察沙汰、もしくはそれに近い被害として。私は40年あまり生きてきた間に、置き…

地蔵盆です

遅れての投稿です。どういうわけか今不動産がらみの件で忙殺されておりまして・・・という言い訳はともかく、事前に書いておいた記事のアップすら出来ずにいました。そして記事も中途半端なところで終わってしまっているのですが、ごめんなさい、とりあえず…

脱皮

少し前のことになるのだけれど、歩道の真ん中で蝉の幼虫を拾った。北大路橋にかかる少し手前。近くに樹木はあるとはいえ、舗装された歩道の真ん中で蝉の幼虫に出会う、などということは非常にまれなことに違いない。蝉は、車道に向かって歩いていたから、放…

キャンプへ行って思ったことなど

この夏の一大イベント、夏期キャンプへ行ってきました。そのキャンプは母子通園している自主保育主催のもので、在園児だけではなく卒園児とそのお父さんお母さんたち、病気の子どもを守る会の役員さんたち、ボランティアのお兄さんなど参加者は総勢60人以…

外面よし子は、お前だ〜!!!

夏休みに入りましたね。自主保育も先週火曜日を最後にして、夏期休業へ突入。お休みに入る前には、幼稚園が給食なしの午前中保育→お休みとなり、自主保育に通っている子どもたちのお兄ちゃんお姉ちゃんたちもわんさかやってきてとっても賑やかでした。子ども…

しみじみ、総量は変わらない

「総量はかわらない」 ・・・本当にそうなんだろうなぁとつくづく思います。何しろ我が子は以前にも書きましたが、「ぱっと見」手のかからない子ども。まぁ割となんでもさくさくとこなしていき(例えばストローもコップも使い方を教えたことがない)、外では…

アニメ二題

その壱 発売日当日に買ってきた「崖の上のポニョ」を、今日子どもと一緒に見た。妻の話だと、大して面白くない、ということだったので期待せずに見たのだけれど、ポニョのお母さんと宗介くんが初めてであって互いに挨拶を交わすシーンで、不覚にも涙が出た。…

先生を前にして醜く浮かび上がった自分

以前にも書きましたが、この4月からこ初々さんと二人で、病気の子どもたちのための自主保育に週2日通っています。といってもこ初々さんは元気なのですが、一部こうして病気ではない元気な子どもも受け入れて下さっているんですね。近所の教会のお部屋とお…

地図好きの動物園

どういうわけか、こ初々さんは大の地図好きである。本物の地図も好きなのであるが、文字ばかりの本を手にして、「西にいって、左に曲がってぇ、駐車場はぁ」などとぶつぶつ言っていることも多い。文字ばかりで挿絵も何も描かれていないほうが、かえって自由…

いい子を演じるのに疲れないタフな子どもをつくる

平田オリザさんという劇作家さんが、ある雑誌でこんなことをおっしゃっていました。 あちらこちらで繰り返し述べてきたことだが、「いい子を演じるのに疲れた」と言って不登校になってしまう子どもたちに、「いい子なんて演じなくていいよ。本当の自分を見つ…

おばちゃんとは

泣き虫の甘えん坊。娘のことをずうっとそう思ってきたのですが、「どうもそれだけではないらしい」ということに最近気づきました。というのも、同い年の仲良しのお友達に対して、「余計なお節介おばちゃん」的振る舞いをするのです。帽子をひょいと脱いでし…

顔様なもの

今日の初々さんの「京都生活手帖」にもあるように、こ初々さんの描画がこの1ヶ月の間に急激に変化しました。ちゃんと絵を描くようになり始めたのが1歳前くらいからで、最初は、横線のみ。それから横線の往復。そして、1歳8ヶ月くらいから同心円的グルグルの…

子どもを魔法にかけよう〜物語の力〜

いや〜2歳児、パワフルです。小児科医の毛利子来先生が2歳児を表して「世の価値体系に挑んでいるかのように見える」とおっしゃっていますが、まさにそんな感じ。あらゆる決まりごとやルールや一貫性のようなものに、全力で抗ってはりますね。ですからこち…

意外な解決方法

気がつけば、両親遠方母子密着24時間365日生活も3年目に突入しております。(とは言っても、オットに子どもを丸投げしてよく遊び歩いているので、きっと300日くらいにはなっているでしょうけれども、それはともかく。)周りを見渡すと、どんどんと…

それだけのこと

さてさて、2週間前にオットのたわごととして、「2週間後に書くかもしれない」と予告していた“ややこしい問題のひと段落付け方”。勿体付けた割には大して面白くもなんともない解決法です。それは、「諦めてひとまず動く」というものでした。これまでのわたし…

奮発する

「奮発する」 私のブログを読んで下さっている方は「またか・・・」と食傷気味かもしれませんが、最近私の中で俄ブームの言葉です。もともとは婦人の友社を創立した羽仁もと子さんの言葉(「(子どもが)よく勉強するとは、奮発してよいことを行うこと」)な…

歌えないアンサーソング

ほぼ一か月の間更新をさぼっておりました、オット初々です。無断欠勤、申し訳ありません。言い訳させてもらうと、年度末、年度初めの学校の仕事に、3月末の学会東京出張が重なってバタバタしておりました。と、いうのは表向きの理由。本当は“書けなかった”の…

自由の代償

今回はゆきさんのコメントに触発されて考えたことを。(最近誰かに触発されてばかりですが・・・)ゆきさんのご指摘がありましたように、おそらく一世代前に比べて私たちの子育て環境って改善されているはずなんですよね。地域では子育て支援というものが始…

家事をめぐる温度差

今回は、ホッチキスさんの前々回の記事に触発されて考えたことを。男性がどれだけどれだけ家事や育児を手伝っても、妻から評価されない・・・自分自身のことを振り返り、そしてほかのお母さんたちの意見を参考にしながら、そこにどんな問題が隠れているのだ…

誰か、何かの役にたちたいという思い

前々回のトンビさん「お手伝わせる」大作戦に触発されて考えたことなど。どんなに小さくても、あるいは「いわゆる」弱い立場にいる人でも、「誰か、何かの役にたちたい」と願うものなんだろうと思います。思い返せば病棟にいた頃も、よく患者さんたちに「ふ…

「となりのトトロ」を100回見ても、見えないもの

こ初々さんの大好きなアキちゃんから、2歳のお誕生日に「となりのトトロ」のDVDをもらって以来、トトロにお付き合いさせられて、もう何回見たか分からない、オット初々です。 何なのでしょう、あの2歳児をひきつけて止まない魅力とは。その物語性に初々さん…

「解決」はできなくとも

前回、子育てをする上で「自分の中の眠れる獅子」について書き、その後も「自分の感情をコントロールすること」の難しさについてずうっと考えてきました。自分の中の自然なリズムには抗うことができないのか、それとも上手に折り合いをつける方法があるのか…

お金をパクパク食べちゃう人

先日のこと。こ初々さんが自分の好きな絵本をテーブルに並べて「とうちゃん、どれ欲しい?」と訊いてきました。いつもなら、「これください」と一冊指さして、それを受取って遊びは成立するのですが、その時は、「これください、いくらですか」と尋ねてみま…

下の世話は大変じゃないけれど・・・本当の大変さって

最近はあまりないのですけれども、時折職業を尋ねられて「看護師です」と答えると「大変ですね。」と言われることがあります。そのような時相手の方が、「何をもって大変と言っているのか」が不明なことも多く、「えぇまあ、そうですね。」とお茶を濁して曖…

書けない理由

先週は、学期末ということで成績つけやら、出欠表の作成やらありまして、それに加えて集中講義で疲れ果て、何も書くネタがありません。その集中講義、教職資格および実習に関わる大事な講義なのですが、大幅に遅刻してきた学生が10数名。複数の教員で担当し…

江頭に服を着せるために、窓を開け放つ

先日ほかの部屋で用事をすませて居間へ戻ってみると・・・ 居間の窓が開け放たれ、オムツ一丁でおままごとに興じている我が子とオットの姿が!あまりに異様な光景に一瞬呆然としましたが、「げんき、げんき〜!!」とすっぽんぽんで踊る我が子の様子があまり…

関西人のノリ

こ初々さん動きを見ながら「あれ、この感じ、どこかで見たことがある」と思うことがよくあったのだけれど、先日その謎が解けた。お笑い芸人の動き方に近いのだ。たとえば、アホの坂田師匠が左右の手のひらを交互に返しながら「よっとさのこらさの、よっとさ…

わたしの財産

こ初々さんには、バンコちゃんという10日違い生まれのとってもよいお友達がいます。お腹の中にいる時からの仲ということもあるのでしょうか、保育園へ行くと「こ初々ちゃんの!!!」とおもちゃの所有権を主張しまくる意地悪な様子はバンコちゃんに見せる…

コトバの力と父ちゃんの限界

あけましておめでとうございます。オット初々です。前回(2週前)に引き続き、またこ初々さんの言語習得の話です。まさに言語爆発とでも言うべき速度で、言葉を習得しつつあるこ初々さんですが、数日前から接尾語「─みたい」が現れるようになってきました。と…

気づかなかった自分に出会う

ホッチキスさんご夫妻、元気な女の子のお誕生おめでとうございます!どんな赤ちゃんなんだろう?と思いを馳せたら、「うわ〜生まれたての赤ちゃん、抱っこしたい!」とウズウズしてしまいました。もう殆ど忘れてしまった「その感触」・・・忘れてしまったと…