そら贅沢いうたら贅沢やけど、買ってみてよかったものシリーズ。

コニチハコニチハ。こちらは神戸市、東灘区。ここではなんと北から阪急・JR・阪神の3社の鉄道が、目視できる近さで平行して走っています。すごく便利。だから車なんてね、維持費もバカならんし、それに日本では駐車場代もかかるし、要りません。要らない、のだけど……。10ヶ月さんざん悩んだ末に、買うことにしました、車。

買ってみたら、まあ、やっぱり便利なこと。子連れの外出が楽になったのならないのって。納車の翌日から、毎週末はともかく保冷ボックスにおにぎりとゆで卵とウィンナーと麦茶を詰めて、車で出発。あるときはから揚げを買い足し、またあるときはビーチパラソルとビーサンを買い足して、須磨海浜公園に行ったり、舞子アジュールから淡路島を眺めたり、近くの芦屋浜総合運動公園で水遊びをしたり、ともかく「どこでもピクニック」。

金で買えるものがある、というのはナンだけど(だいたい、金はなにかを買うためのもの「でしかない」のだから)、楽になることは間違いなくある。あります。うちでは、車が来て、毎週ふらっと海に行けて、とても楽しいです。

なお、ほとんどマニュアルしか乗ったことのないツレアイと私。いま必死でオートマに慣れているところです。エンストしたくない癖で、アクセル踏みすぎたり。もちろん、ウィンカー出そうとして、ワイパーまわしたり。初めてのナビも、いまいち使いこなせていない。しかし、ナビ付きで、でかいセダンで、数十万円とは。安いね。あと2年はご機嫌に走ってくれと祈ってます、7年落ち・走行距離7万キロのマイ・ニッサン車。

それは私です。

 ポン女史、今日も寝てます、肥えてます。
 いつの間にか日常会話にはまったく困らなくなったヒコ。保育園の行き帰りなど、いろんなことを話します。おとといは、その日発売の「テレビマガジン」を買いに港のそばのスーパーに行きながら、「このへんはねー、かあさんが小さいころは、海だったよ」と言うと、かなり興味津々に食いついてきました。「いま目の前にあるものが、ずっと前からそうだったわけではない」っていうような話が、どうやら好きなようです。この時だけではなくて、私の子どものころのことは、だいたいおもしろがってくれます。
 で、それを話して聞かせていると、いまの自分が「ダメ!」なんて怒ってるヒコの行動が、けっこう「自分由来」だということがわかって、えへへ、と思うことが発見されます。インスタントラーメン好きとか、夜更かし朝寝坊とか。

 今日は、現在建設中の家の打ち合わせでした。階段の手すりをどうしようかと相談していた時のこと。

デザイナーさん(以下『デ』)「手すり、ちゃんと付けないと、ヒコくんが飛んじゃいますよね」
私「そうですねー。でも、むしろしっかり構造物を作っちゃうと、結局それによじのぼって飛んじゃうから、もとの階段よりも高いとこから飛んじゃうことになって、かえって危ないかもです。」
デ「ハハハ、なるほどー。もう『どうしたって飛ぶ』前提で考えたほうがいいですね」
私「そうそう!彼はどうしたって、飛びますよ」
デ「じゃぁ、ギリギリのぼれない感じの簡単なものにしちゃいましょうか。…ところで、ヒコくんが『飛ぶ』のは、(ダンナと私)どちら(由来)なんですか?」
(ダンナ、首をかしげる。しばし『???』が飛び交う)
私「…あー、…私、かも…すいません…私、です。間違い…ないです」シラを切り続けてきたのに、うっかり自白してしまった犯人も、こういう心境でしょうか。

 そうでした。
 いわゆる「運動」は得意じゃないので忘れてましたけど、私は「飛ぶ人」でした。
 押し入れから、階段から、公園の遊具から…あぁ、そうでした。どんどん飛んでました。むかーし住んでた家の階段も、かなり上から飛んでました。限界に挑戦しすぎて、着地の衝撃にしばらくうずくまることも多々ありました。サッカーゴールにぶらさがって、勢いを付けて飛び降りようとしてしくじり、手首を折ったこともありました。昨日、茅の輪くぐりをしにいった神社の階段で、ヒコが自分の限界に挑戦しようとしていたのをとがめる権利なんて、私には1ミクロンもなかったのです。

 母親ヅラしてもっともらしく叱り飛ばすことは、多くの場合、天に唾することなのでした。

 断髪

ご無沙汰しています。水曜日に合気道を始めてから、いつも帰るとバタンキュウで。すみません。

先日、ニーニャ(3歳半)、生まれて初めて髪を切りました。保育園に通い始めてずっと「ねーねー、チョッキンしようよ〜」と口説き続けて半年。そうして彼女には初めての日本の梅雨が始まり、頭が毎日、行水後のようにびーちゃびちゃになるに至って、「わかった。あした、ほーぃくえん おやすみのとき、ね、チョッキンしゅる!」と(月曜日に)宣言。まだ「未来」はすべて「明日」なヤツ。

ともかくここを逃してはならじと、その週末、以前からカットを約束してくださっていた、芦屋オ・ブリコルールの光安オーナーのもとへと行ってきました。絵本やらラムネやら麦茶やらフル装備で。というわけで、ビフォアとアフターの写真がこちら。続きは合気道の帰宅後、書きます!

<before>


<after>

使い切っておめでとう

 ついに今日で1ヶ月(20日に書いてます)。毎日見てるのでいつの間に…なんてことは言えないほど、目に見えて成長しています。

 ヒコがちょうどこれくらいだった時の日記を読み返すと、我ながらがんばってました。気の毒なくらいです。でも、車の教習の初めての「路上」で、ぐっしょり汗かきながら必死で運転することを通過しなくては、その後、鼻歌歌いながら片手で運転する時もやってこないわけで、これはもう、身体を使ってやることに付きものの苦労だから、がんばるしかありません。「後続を楽に」が、このブログの存在意義のひとつではありますが、やっぱり、自分でやることでしかつかめないもののほうが多いのでしょう。そんでもって、いくら「経験がある」、あるいは「やりかたを知ってる」とはいえ、いざその状況に身を置いたときに、そんな「うんちく」は、ひとつも役に立たない。経験をどれだけ目の前の実践に活かせるか、やりかたを知ってるなら、どうやれるのか、が、また問われます。どんな食べ物が自分の乳を詰まらせるのかを100個知ってても、それを食べてしまえば、みるみるガッチガチやで〜、ということで、あぁ、チーズが食べたいな。

 ところで、ヒコの時の、この時期の自分に教えてやりたいことのひとつは、なんといっても母乳パッドです。布おむつへの挑戦をあっさりあきらめ、かすかな敗北感を喫していた私は、おっぱいを飲ませるときのパッドだけは、と、古いタオルなどを挟んでおりました。でも、洗濯しても乳臭いし、分厚いわりにはすぐ滲み出ちゃうしで「こんなことで自分に勝ち負けを課してどうする」と、ある日、母乳パッドなるものを購入。そのすばらしさに目頭が熱くなりました。
 今回はもちろん、最初から準備万端!…だったんですが、どんどん使うから、と、つい、前使っていたものよりもちょっと安いものに手を出したのが運の尽き。肌触りは悪いわ、吸収もいまいちだわ、そしてなにより袋から出して装着するまでに、やたらガサガサと音がする!赤ん坊が眠りに落ちようとするのを、絶妙に妨げるタイプの音が!いかんじゃないか!基本的になってないじゃないか!
 でも、その「安物」を今日…そう、ちょうど一ヶ月を迎えた今日、使い切りました。ばんざーい!

 教訓。母乳パッドはすばらしい。でも、安物はいかん。

 あ、パッドついでに書きとめておくと(男性軍、すみません。ちょっとディープな話ですけど)、お産のあとのパッドって、ちょっと厚すぎないか?いくらなんでも、これだけいろんな「出血用」製品が発達してるんだから、もう少し薄くなってほしいぞ。最初なんか「座布団かよ!」って突っ込みたくなるようなのが2枚も!挟まれていた。ただでさえ骨盤全開で、それに座布団パッド2枚挟んで、さらにまたそれを骨盤ベルトで締めつけるという、何がなにやらの倒錯プレイだったが、いま思い出しても苦しい。せめてあのパッドが半分でも薄ければ…だって、月々の「出血」用品は、あんなにも薄いではないか!いくら産後対応品でも、もう少しはがんばれるはずだ!健闘を祈る!

キヌサヤ哀歌(親がね)  

床上げ三週間、といいますが、たしかにメキメキと回復しました。
そして、そう思ったとたん、急ぎの仕事が入ってきました。
自営業者はつながりが命。働かざるもの、食うべからず。家のローンも払えませんので、がんばりました。

さて、生後3週間経ちましたポンちゃん
私が今回、観察していきたいポイントのひとつが、男女の違いです。
男と女は違う生き物なんだろうなぁ、というのが私の最近の、いまさらながらの実感なのですが、それが赤ちゃんからそうなのか、と。
男子女子、それぞれ産んだ友だちは、口を揃えて「違う!」と言います。
そして私も、たった3週間ではありますが、やっぱり違うような気がします。
性格的なものもあるのでしょうが、たとえば、おっぱいもたっぷり飲んで抱っこして眠りに落ちてから、男子(この場合、ヒコ)は、ちょっとした物音にもビクッとしてギャーと泣き出していたような気がするのですが、女子(この場合、ポンちゃん)は微動だにしないか、ピクッとしても「フン、だからなに?」って感じで、ふたたび夢の世界へ。おっぱいの飲みっぷりといい、生き物としての強靭さが一枚上手(うわて)だと思わざるを得ません。
そしてこういう話で、どうしても思い出すのが、某ホッチキス家のエピソード。まだ赤ん坊だったぼっちゃんを寝かしつけ、万全を期してごはんをはじめたところ、キヌサヤを食べる「ぱり…」という音に、がっつり目を覚ましたというもの。男子は繊細だなぁ〜。

どうも。
がばちょです。

大仏、先週中耳炎が悪化し熱も高かったので土曜日に切開の手術しました。
そんなこんなで2週連続で週末はずっと大仏とふたりきり、しかも日々烏帽子の帰宅が遅くすごーく疲れて(後頭部いまいちうまく血が流れてない感じ)、6月5日は朝イチで耳鼻科へ行き薬もらって大仏に保育園へ出勤してもらいました。
家の掃除、網戸の張替え(大仏が破った)などたんまりやるべきことはありますが、久しぶりに・・・ホント久しぶりに映画館へ行ってきました。
思い起こせば最後に映画館にいったのは産休中に大きなお腹で「セックスアンドザシティ」をみて大笑いしたときかなぁ・・・よし久しぶりに映画館でみるのはそのシリーズの2にしようと決定。
烏帽子とのデートは映画見ることが多かったのにずっと一緒に行けてないのはさみしくはありますが、ひとまず今日はひとりで。
映画は面白かったのですが(サマンサ最高!)、なによりひとりで活動することの楽しさよ♪
久々にリフレッシュできました。
土曜日は烏帽子が泊まり勤務で日曜日夜まで大仏とふたりっきりの時間が長いのですが、リフレッシュできた分優しく穏やかな時間を過ごせてます。(6月5日23時現在)

お母ちゃんには休暇が必要なのだ!!

ではよい休日を。

サバンナの木陰で 

どうもどうも。
ポンちゃんが産まれて2週間が経ちました。
ヒコの時も薄々思ってたんですけど、赤ん坊が育っていくにあたって「2週間」あるいは「15日」っていうのは、ひとつの節目だな、と感じます。日々じわじわと育ちつつ、その「節目」に、なにかが「ぴょん!」と飛躍的に育ったり変化したりしているような気がするのです。人間という生き物の中に、ひとつ、半月っていうサイクルがあるような気が。私の体調も、おとといグーッと落ち込んで、昨日起きたら、一皮むけた感じでした。産後という、ある意味「敏感」な時期なので、その「半月」がよく感じられるのかもしれません。

ポンちゃん…かわいいです。2人目だからかなんなのか、ずーーーっと見ていたいくらいかわいいです。そして流れる静かな時間。ヒコの時に、こんな時間が流れた記憶がありません。申し訳ないなぁ、と思います。ヒコに。どうしようもなかったんだけど、もうちょっとゆったりした気持ちで接して、そしてもっと時間やインターバルを気にせずおっぱいをあげてたら、と。すっかり大きくなったヒコを見ていると、「お互いがんばりましたなぁ」という気持ちになります。だからこそ「おっぱいは3時間おき」なんていう「常識」は、ほんと、どうにかならんのか!「3分を左右2セットずつ」とか、赤ん坊はアスリートかい!
気候がいいので窓を開けて、そよそよと風の音を聞きながら、ぼんやり乳を出していると、自分がサバンナの木陰の雌ライオンになった気分です。サバンナのライオンは、授乳間隔とか絶対気にしてない。赤ん坊が欲しそうにしたら、ドサッと横になって、ボロンと乳を出す。そんだけです。私はライオンスタイルでやっていこうと思います。