えべっさんに聞かなくたって…
ついに今週の金曜日はコジポンの卒園式。
バアバが卒園式用と入学式用に着物を出してくれた。
卒園式用には桜色か濃い紫色の二枚から選ぼう思ったが、どちらも良くて自分ではなかなか決められない。そこで、コジポンの意見も聞いてみた。すると「じゃあ、コジポンが決めてあげるね」と「どっち〜どっち〜えーべっさん、えーべっさんに聞いたらわかる、おすすのす〜♪」といつもの歌が始まった。そしてコジポンが最後に指さしたのは紫の着物。というわけで卒園式に着るのは濃い紫の着物に決定。
この鬼決め歌(でいいのかな?)、普通は一拍ずつ指をさしていき、最後にさした方に決める。少なくとも私が小さかった頃は律儀に一拍ずつずれることなくやっていました。*1
でも、私、知っているんです。気づいてるんです。コジポンがこの歌を歌って決めるときは、すでに答えが出ていることを。コジポンの指元をみていると、最初はキチンとやっているのですが…途中から拍がずれ、最後には一拍に二つ押し込んだり、最後の最後でむりくり次に進めたり。ようは、自分の中で答えはもう決まっていて、決めた方になるようにケツをもってくる作業をしているんです。
意識的なのか無意識なのかは未だわかりませんが…確実に帳尻を合わせる作業は行っているのでやはり本人の意思が働いていることは間違いないでしょう。
意識的なのであれば、そんな歌など歌わずに「こっちがいい」と決めればいいと思うのですが…何かにつけて「おすすのす〜♪」と選んでます。
なので、たまたま偶然(2分の1の確率ですが…)に濃い紫色の着物を選んだ訳ではなく、コジポンの中では母に着てもらいたいのは紫の着物だという事になるわけで…母はその気持ちを受け止めて、卒園式には紫の着物で出陣です。
私きっと泣くんだろうなぁ。号泣かもなぁ。
今日の一枚は
じいちゃんと一緒に畑を耕すコジポン。トウモロコシを植える予定です。