ニーニャの抱っこ攻撃、の巻

そういうわけで、ダブルエントリーで恐縮ですが、「うちの場合」を書いてみます。初々さんとかなり似た「保育園帰り、買い物袋4つを両手に提げている、歩いていた娘(2歳が)突然抱っこを要求して動かなくなる」という、このところ毎日のケースで。

0) 私はギックリ腰もちなので、「頑張って抱っこして帰る」という選択肢がない(←これは私の「ツッパリ」に効く)。娘も少しはそれをわかっている様子。
1) 両手の荷物を見せ、「ムリムリ。見て? ママこんなたくさんもってるもん。腕2本しかないし」といい、「ごめんけど、いい? 悪いね、ありがとね、助かるわ」と頼む。(ここで「あんよしてね」と具体的な言葉にすると間違いなく「NO!」と拒否される)
→3割くらいはこれで納得。そのうち8割くらいは5分後に同じことを言う。
2) 1)が不発の場合、これみよがしに4つの袋を片手にまとめて、もう一方の手を「んじゃ、手って、つなごっか」と出す。
→3割くらいはこれで納得。そのうち2割くらいは5分後に同じことを言う。
3) 2)が不発の場合、「んじゃー、ちょっとだけねー」と言いながらともかくも抱っこしてみる。しばらく行って(1分とか)しんどくなったところで「もうあかん、ママもうムリ、いたいいたい、ごめんね。ありがとありがと」と降ろす。
→3割くらいはこれで納得。そのうち1割くらいは5分後に同じことを言う。
4) 3)も不発の場合。ぶわぶわ泣く娘を「ごめんねー、でもムリだもん。じゃ、ママ、先行くねー」と置いて、姿が見えなくなる場所までスタスタ行ってしまう。(*保育士さん推奨)
4−1) しばらく泣いた後、追いかけてくる。→チューしたり買い物袋からお菓子やジュースを出してあげたりして気を落ち着かせてから、手をつないで帰る。2%。
4−2) 泣きながらちっとも動かず、しかも泣きすぎて吐いたりしている。→「あらまー、どうしたのー?」とできるだけ他人事なかんじで近寄り、一歩二歩でも向こうからこちらに歩いてきたところでギュウと抱きしめ、ぜんぜん違うことばかりを話したりしながら、抱っこ拒否か帰宅かのどちらかを諦める。8%。

うちの場合、思うに0)が、でかいです。たとえば、もう絶対的にお金がない場合、「どのおもちゃを買い与えるべきか」と悩む余地もないのと同じで。「抱っこする」という選択肢は限りなくゼロに近いもんね。その分、私が本気で必死で「ムリ」と言える。その「切実さ」が、彼女を動かしているところはあると思います。

なお、ちょっと遠くのスーパーに寄るときには、おそらく帰路に発生するこのやりとりが面倒なので、ベビーカーもってってます。