失恋の痛みを時が癒すように

ああ、今日の書き込みムリかと思った。ニーニャ、土曜から41℃超という風呂でもちょい躊躇する高熱を発し(急性扁桃炎と診断)、それがまあ続くこと続くこと。何度か解熱剤を使ったものの、下げても上がる時にはまた上がるもので。39度を切ったのが火曜朝、そして今日ようやく平熱に。どうやら病気は一日にして治らず、それ固有の「経過させるべき時間」があるようだ、というのが、救急病院常連になったこの1年で感じたこと。同じですな、「青春」とか「失恋」とかと。
しかしこの数日、夜中のぐずり泣きやらサイレン泣きやらでマミー久々の寝不足。朦朧という漢字そのままの意識混濁で過ごすうち、断乳前後の完ウツ状態を思い出しました。寝不足はいけません。なんせ新興宗教の洗脳も、でっちあげ有罪の自白も、たいがい極端な寝不足状態から導くもので。こういうときはすべてをうっちゃらかして、心してニーニャと一緒に昼寝すべし。で、いま昼寝明け。すっきり。

ところで病気のたびになんだか成長する気がするニーニャ。昨日今日は「キャラクター」というものを理解したのか、愛するワンワン(4年前のビデオのおさがり。withふうかちゃん)に加え、「プーちゃん」の痕跡を探し出しては連呼。ピグレット、ティガー、はては親玉ミッキー&ミニーまで「プーちゃん」のなので、一日中あちこち指差して「ぷーたん、ぷーたん」言ってます。実に誇らしげな笑顔で。
が。スペイン語で「puta」とは売春婦、というか英語の「ビッチ」。使い方もほぼ同じ。ああこんなことなら幼児語でなく「プーさん」または「プー」のみで教えればよかったと思っても後の祭り、これから街で「売春婦!(あるいは「クソ野郎!」)」とげに嬉しそうに叫ぶ幼児の姿がマドリードで目撃されることでしょう。願わくは、微妙な風貌の女性がプーのイラスト入りTシャツなど着て通りがかりませんように。
ついでに、お気に入りの日本の童謡本の一曲め「ちょうちょー」もだいぶ発音するようになってきたのだけど、スペイン語で「chocho」とは、女性性器。ああチッチョリーナを思い出せる世代は思い出してください、イタリア語とスペイン語って似てるんすよ。願わくは、微妙な風貌の女性が蝶々のイラスト入りパンツなど穿いて……。

ところでホッチキスさんのプロフィールを見て、びつくり! おめでとうございまあああす!!