子を持つ母と暮らす人

それにしても京都は湿度が高い。まるで肌寒い温水プールの中で泳ぐように生活している初々一家です。みなさん、こんばんは。初々さんの夫、オット初々です。月曜日は、初々さんとわたくしことオット初々の二人で一人前の仕事を担当させていただきます。みなさん、お一人で一人前なのに、我が家だけ二人で一人の超人バロム1、いやチグハグ二人羽織状態で申し訳ありません。月曜日は、母の視点、父の視点、妻の視点、オットの視点を織り交ぜながら交互に担当させていただきます。

さて、もう少し自己紹介させていただきますと、オット初々は大学の教員で心理学を専門としております。大学では教育心理学発達心理学の講義を担当しております。いえ、だからと言って子育ての専門家、などと思っていただいては困ります。みなさんもうすでにお分かりのように、子育ての専門家などどこにも存在するわけでなく、それぞれが、ただただわが子と向き合うなかから学ぶしかない、頼りない父・母なわけです。で、わたしなんか、講義でこ初々さんのビデオをさんざん使ってますからね。(ビデオを見せると学生の食い付きが全然違う。トホホ…)もうこ初々さんに助けてもらいっぱなしの、足を向けて寝られない父なのでございます。

この七人のサプライ(ズ)にはホッチキスさんというお父さんもいらっしゃいますので、心強い限り・・・・と思っていたのですが、なんのなんの、ホッチキスさん、お腹に育児嚢を持つタツノオトシゴのごときお方ではありませんか。一般的に大学人はヒマ人と思われているようですが、最近の大学は忙しい。夜帰宅したときにはだいたいこ初々さんは(そして、時には初々さんも)すでにご就寝。丸一日子どもの起きている顔を見ない日も珍しくはありません。その意味では、今の日本の平均的お父さん像に近いのかな。ほんとは、仕事なんてパッとやめて、ホッチキスさんのようにもっと子どもとかかわっていたいのです。ああ、世のお母さん方から「何を甘いことを」の声が聞こえます。でも、私はジョン・レノンになりたい(って、おいおい)。ですが、「お父さんはビートルズなの?」と聞かれるような仕事も残せず、印税も期待できない私としては、小さな家で向かい合う妻子をうちに残して稼がにゃならんのでした。

とうわけで、私としては、子育てにかかわりつつもそこから一歩引いた視点から、つまり、「育児する父」であると同時に「子を持つ母と暮らす人」という視点から、このブログに参加させていただければいいのかな、と思っております。しかぁし、明日からこ初々さん、一時保育ながら保育園デビューします。保育園まで連れて行って、こ初々さんを置き去りにして帰ってくる、という、こ初々さん視点では鬼か悪魔のような役割を仰せつかっております。どうなりますことやら・・・・。また来週報告させていただきます。

そうそう、月曜日のカテゴリー名ですが、「月曜 初々さんちのメオト漫才」とか「月曜 初々さん王国」とかいろいろ(主にオットが)考えたのですが、ことごとく却下されまして、結局初々さん提案の「月曜 初々さんちのみんなのうた」に決定しました。以後よろしくお願いします。