発酵食品LOVE 〜くさやはうまい〜

今日は私の子供の頃の事。子育てとは関係ない話ですが…

先日、職場の税理士の先生から八丈島の「くさや」をお土産に頂いた。
「くさや」って知ってますか?焼いても食べても強烈に臭う↓これです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%95%E3%82%84

私は「くさや」が大好き。どれくらい好きかというと…
3歳ぐらいの頃から、家で母が「くさや」を焼いていると「うわ〜!いいにおい!くさやを焼いているんでしょう♪」と大喜びして大人のつまみの「くさや」を横からくすねて食べていたらしい。
しかも、時々会う叔母には、私が4、5歳の頃、叔母が「アイリちゃんの好きな食べ物はなあに?」と聞いたところ「くさや!」と子供らしくない答えが返ってきてとても驚いたという話を会う度にいつも聞かされる。
どうも、昔から私は臭い食べ物が好きだったようだ。同じく幼少の頃、ナチュラルチーズのプレーンなのは嫌いだったにも関わらず(今は大好き)、ブルーチーズやスモークチーズ、は大好きだったらしい。
「くさや」と「チーズ」この2つの食品の共通点は「臭う」というだけでなく発酵食品でもあるという事。そう考えると納豆もキムチも漬け物も塩辛もアンチョビもナンプラー臭豆腐も好きだし…
臭くはないけど…発酵食品繋がりでいくとアルコール全般にウーロン茶にパンもヨーグルトもナタデココも大好き。

数年前に発酵学者の小泉武夫先生の書かれた「くさいはうまい」が刊行された時にはそのネーミングに「これだ!」と感じるものがあり迷わず手に取った。発酵食品や臭い食品に心惹かれる訳が解明されてとても面白かった。

久しぶりに美味しい「くさや」を食べて「ビール」グビグビ飲みながら、臭い発酵食品が大好きな子供って相当変わってるよなぁと思ったり。
ただ、薄味家庭の食卓に突如現れたパンチの効いた塩分と旨味に舌が衝撃を受けて、中毒のように塩分&旨味を欲していたのかもしれないとも思うのだが…

部屋中に広がる「くさや」を焼くにおいに(一軒家でよかった)「なんか臭い」と顔をしかめていたコジポン。「くさや」の美味しさに開眼とまでは行かなかったようですが、実は塩辛が大好き!デパートの北海道展ではお気に入りが見つかるまで何店も試食の食べ比べをして探すほどである。ばあばの糠漬けも大好物だしね。
息子コジポンと発酵食品をつまみに発酵食品(お酒)を一緒に飲める日を楽しみにしているアイリなのでした。