まつがっせん!?

すっかり明けちゃってましておめでとうございます。

今年の年末年始はカントクの実家・福岡に帰省。漁師さんから仕入れたという大きなブリを義母が腱鞘炎になりながらさばいてくれた新鮮なお刺身や豪華なおせち料理に舌鼓を打ち、年始の集まりで佐賀の親戚の家に行き豪華なお料理と楽しい会話に浮かれ、酒豪の九州男児達に張り合って、日本酒をしこたま呑み(九州といえば芋ですが…どうも芋焼酎は苦手なもので…)、初売りに出掛けたり、福岡の友人に会いに行ったり、遊びに来てもらったり。実家に里帰りをするという事ができない(だって、実家に住んでるもんで)私にとっては、実家に里帰りした娘のような優遇にすっかり嫁の立場を忘れ、完全にくつろぎの休暇といった夢のような暮らしを1週間堪能して帰ってまいりました。
朝ご飯を誰かに作ってもらって食べるなんて、カントクの実家に帰省した時ぐらいなので(うちのカントクは料理は一切やらないんです)本当に有り難いですね。
がしかし、「ご飯よ〜」って起こされて目覚める幸せの余韻に浸る間もなく、カントクとコジポンの朝ご飯を作って起こす日常が戻って参りました。

今年もよろしくお願いいたします。


今日は福岡で発見したおもしろい遊びをご紹介(カメラを忘れ画像はありません…)
その名も「松合戦〜まつがっせん〜」(コジポン命名)
カントクの実家は福岡市西区で、蒙古襲来に備えた元寇防塁の遺跡がある海岸が目の前という立地なのですが、近くに生の松原があったり百道松原あったりで、とにかく海沿いの街道沿に松林が続いているのですが、この季節、松の木の下には「松ぼっくり」がゴロゴロ転がっていて、それを散歩の途中で見つけきれいな「松ぼっくり」を拾ったり、蹴飛ばしたりしていたところ、なぜか拾って投げたい衝動に駆られた親子が「松ぼっくり」を投げ始めた事から戦いの火蓋が切って落とされたというわけで、要は「雪合戦」ならぬ「松ぼっくり合戦」ですね。略して「松合戦」。

一応、「顔は狙わない、基本的にはジャンパーの上(三人ともモコモコのダウンを着用していた)に当てる、それ以外は特に定めなし」というような暗黙のルールが勝手に出来上がり、三人で松林を駆けずり廻りながら、

松ぼっくりを拾う」→「敵に狙いを定めて投げつける」→「反撃をかわす」→「松ぼっくりを拾う」

これをエンドレスに繰り返しながら、大の大人が我を忘れて大騒ぎで遊んできました。元旦の午前中だったので人目がほぼなかったのが幸いでした。
松ぼっくり」って軽いわりによく飛ぶんです。軽いから当たってもちっとも痛くないし、雪と違って濡れることもない。合戦のアイテムとしては最適なのではないのでしょうか。

そしてなにより、ものすごく楽しいんです。子供は当然ですが、大人も童心に還って大興奮で遊べる事間違いなしです。

おかげでその日の歩数計は午前中の数時間だけで一万歩を突破するほどの運動量に!
健康にも、家族の親睦にも最高の「松合戦」お奨めですよ。
松林(松ぼっくり)を見つけ、二人以上の頭数が揃えばすぐにでも「レッツ!松合戦!」

今度は、もっと仲間を集めてチーム戦でやりたいなあと思案するも、吉祥寺の近所には松林が見当たらず、その野望は来年の福岡帰省まで持ち越しとなってしまうのか!
がっかりのアイリなのでした。