オバハン奮闘記

 荒れてないか、と言われたら、やっぱり荒れてるのかなぁ…。でもどうしようもないしなぁ。
 これに関するヒコの「揺れ」なのかなんなのか、最近いささかやんちゃが過ぎて、ただでさえ疲れやすいというのに、しごかれております。今日などは、よせばいいのに大型スーパーに行ってしまい、事前に約束はしていたものの、いざ目の前におもちゃ売り場だの車型のカートだのが現れて制御の効く4歳児がいるわけなく、最後に買い物を終えてレジを通るころには意識朦朧、39歳目前のオバハン、スーパーの食品売り場でうつむいてベソをかき、帰りの車を運転しながら、ついに大泣きしてしまいました。ちょうどガレージで一緒になったダンナが驚いてました。そりゃそうでしょう。
 オバハンといえば…。数日前、ヒコがしつこく聞くんです。「○○ちゃん、△△くんのお母さんのお誕生日はいつ?」と。もちろん誰一人として知ってるわけないのと、どう見たってみなさん私より年下なので「うーん、知らんけど、母さんがいちばんオバハンだと思うよ」と言うと、ちょっと複雑そうな残念そうな顔をするので「若いお母さんに代わる?」って言うと、これはちゃんと否定してくれたのでホッとしました。ヒコがギリギリ34歳、「謎の人」に至っては39歳…。保育園で20歳年下の「ママ友」ができてもおかしくないのかも。できないとは思うけど。今だっていないけど。だいたい「ママ」だから「友」ってなんなのだ。友になる「きっかけ」としてはありだろうけど、ママ友なだけのママ友ってどうよ。…そんなことはどうでもよくて、今でも「確実に一回りは年下だな…」というお母さんがいっぱいいて、二人目三人目もひょいひょいって産んだりしてて、やっぱり若さって強いなーと思います。まぁしかし、自分はこういうふうに生きるようになっているようだし、ほかの人と比べてもしょうがないし、今度は今度で自分なりにやるしかない。助産士さんに「なにか不安なことありますか?」って言われたとき「ははは、年が年ですから…」と答えたら「大丈夫ですよ〜、いまは40過ぎた人もたくさんいらっしゃいますよ!」と激励されました。
 「おむつなし育児」も興味あって、夏になるころだからチャレンジしやすそうな気もするんですが、ヒコの時の「なんちゃってナチュラル派としては布おむつにしてみようかな気分」同様、いざとなったらあっけなく玉砕する可能性も大。そこでまずは「陣痛は痛みではなく『張り』である」という説を実感してみたいものですが、これまたその時になったら木っ端みじんに忘れてる可能性特大(だって、あれはやっぱり、痛いぞ…)。あとは、ヒコの時よりももうちょっと乳関係をアバウトにできたらこれ幸い(前述の助産士さんとの会話「前は母乳でした?」「はい…桶谷に通って」「がんばりましたね…(猛烈にしみじみと)」)。いずれにせよ、気を楽にいきたいです。ヒコの時も、たぶん、ほかの「新米ママ」よりはアバウトだったと思いますが、それでもいま思えば初めてのことばっかりで余裕なかったですから。「楽しみたい」っていう言い方ってあんまり好きじゃないんですけど、まぁ、そういうことかもしれません。