逆・子育てブログ

子育てブログというと、自分の子どもの話をして「親とは・・・」「子どもとは・・・」と、子どものいない人にとっては本当にどうでもいいことを書き綴っていくものだというイメージが世の中にはある。(僕だけか?)

要するに、内容はどうであれ、自分の子どもをネタに(なんて書くと怒られそうだが)、いろんな話をおもしろおかしく書いているわけだ。

そういうわけで(どういうわけで?)、たまには逆に、親である自分をネタにするのも、これはこれでフェアなのではないだろうか(誰に対して?)。

下の写真は、このあいだ実家に帰ったときに発見したホッチキスが2歳か3歳ごろ、まさに今のうちの長男坊と同じぐらいのときのものだ。母親に切り刻まれるのを何とか免れた写真たちの中の一枚。汽車に乗っているのが僕。どうでもいいが、写真の右側に写っているゾウの形をした乗り物のデザインがレトロ・フューチャーにブッ飛んでいてすごすぎる。
場所はおそらく、太宰府天満宮のなかの「だざいふえん」という遊園地。ホッチキス家にとって太宰府とは、神社だとか菅原道真とか以前に、いろんな意味で大切な場所なのは、このころの思い出によるものなのだろうか。


次の写真もやはり3歳ごろの写真。この頃の写真ではよく母親に抱きついている。ホッチキスにもこういう頃があったのだ。こんな二人が20数年後にいろいろあって、お互い口もきかなくなるとは、お釈迦様でも知りますまいよ。(いや、たぶんお釈迦様ぐらいになれば知ってる。)

どうでもいいが、着る服の傾向や髪型が今とあまり変わらない。いや、「今でも変わっていない」と言うのほうが正確だ。おそらくそのあたりはこの頃に決定的に確立している。

こうやってアルバムを見ていると、別に彼女の味方をするわけではないが、これまでの時間の中で、母親には寂しい思いをさせてしまったのかもしれないな、と思った。あまりにも彼女のことを省みなかった。彼女に人間的な問題があったかもしれないが、僕もそれと同じぐらいか、それ以上に人間的に問題があった。そう考えると人間的に問題がないやつなんていないわけだが。そうえいば今年に入ってまだ一回も会ってないし、電話もしていない。

みなさんも、たまにはお母さんに連絡してみるといいかもしれないですよ。