ヘルニアさんがもたらしてくれたこと

supply72009-04-19


こんにちわ。
ヘルニアさんネタが続きますが記録として残しておきたいので今回までお付き合いくださいませ。

退院翌朝、恐る恐る熱を測ってみたら平熱に下がってました。
前日夜は親子三人ヘトヘトで途中一度も起きることもなくぐっすり眠ったからかいい目覚めでした。
烏帽子は泊まり勤務、私と大仏は朝早い便でハハが長崎から来てくれたので空港へお迎えに。

そそくさと帰宅してオムツ替えでさっそく大仏のチ○コ周辺を観察。
前日は退院でバタバタしてじっくりと観察しなかったため、このときにあらためてすっきりした大仏の股間をみてびっくり。
なんとチ○コ&フクロのサイズが2分の1に!(当社比)
以前、ショッピングセンターの赤ちゃんルームでオムツ替えしてるときに隣のベッドの子のお父さんが大仏の股間をチラ見して「でかっ」と呟いたのを聞き逃さなかった私は密かに「フフ」と鼻の穴がふくらんだのですが、どうやら大仏「でかっ」伝説はヘルニアさんのいたずらだったようです。
まぁ、そんな話はさておき手術前と後で変わったことは見た目だけでなく動きがさらに活発になったこと。
寝返りのスピードがぐんとアップしました。
よく動くことと脱腸していたヘルニアさんが定位置に戻ったからでしょうか・・・乳の飲みっぷりもすごいです。
よく転がりよく乳を飲み夜はぐっすり眠ります。

退院翌日、部屋で転がり続けパワーをもてあました大仏をベビーカーに乗せてハハと散歩に出かけました。
途中、乗ったままぐっすりと眠ってましたがスーパーの喧騒で目が覚めた大仏はシャバの雰囲気を楽しんでました。
手術後、大仏は傷部分を痛がってハハと交代で抱っこする3日間になるに違いないと思っていた私たちは少しだけ拍子抜けしましたがごくごく普通どおりの生活を送ることができました。

退院翌々日、朝から晴天。
車で高速使って30分ほどのところにあるルネッサンスリゾートオキナワというホテルへランチバイキングに出かけました。
従業員の方が手馴れた感じで大きめのイスを2つつなげて子供用クッションを敷いて簡易ベビーベッドを作ってくれました。
このベッドのおかげで大仏も安心して横になることができたので大変助かりました。
バスタオル&ケープも貸してくれたので寝ている大仏の横でモリモリご飯を食べて、かなりの時間をそこで過ごしました。
満腹のお腹をさすりながらきれいな海沿いを散歩。
1泊2日で旅行したくらいリフレッシュしました(たぶん大仏も)。
ホテル内はバリアフリーでベビーカーを持ってくればよかったと後悔。
ベビーカーのまま海辺を散歩することもできます。
子連れにはオススメのホテルです。
ホテルを出てからは近くの道の駅でパンを買ったり、道の駅横のお墓で清明(しーみー、と読む。沖縄ではこの季節お墓にみんなで行ってお参りしてお弁当を食べるという素敵な習慣があります。)の家族連れを観察したりして帰宅。
実は一昨日手術したなんてことを忘れてしまうような穏やかで楽しい1日でした。

その翌日ハハは遅い飛行機で長崎に帰っていきました。
その日も那覇市内を散策したのですが、大仏がヘルニアさんの手術をしたおかげでハハととっても楽しい時間を過ごすことができました。
数ヶ月ぶりに深い深い眠りの昼寝もできあまりの気持ちよさに起き抜けに感動。
親が近くにいる心強さとありがたさを痛感しました。
大仏もおばあちゃんにかわいがられ大満足。
烏帽子が泊まり勤務で不安だった時間はハハが来てくれたおかげですばらしく楽しい時間となりました。
大仏のヘルニアさんお別れセレモニーがうまくいってよかった。
素直にハハに甘えてよかった。
ハハが来てくれてよかった。
などなどいろんなことに感謝です。

大仏が普通に笑って寝返りうったり元気でいてくれることが前よりもありがたく思います。
ヘルニアさん、いろいろあったけど今となってはあなたには感謝してます。
でも、もう来なくていいからね〜アデュー!(今回は左ヘルニアさんを手術、右側にまたヘルニアさんが来ることはよくあることらしいですがノーサンキュー!)


写真はホテルのビーチを眺める大仏の後姿。