こんにちわ。
金曜日に無事に大仏のヘルニアさん手術おわりました。
経過も順調で手術当日に退院、夜には寝返りも復活し大量に脱糞。
今は手術前よりも元気に転がってます。
忘れないうちに入院と手術の記録。

木曜日
お昼過ぎに入院手続きをすませて小児科病棟へ入院。最近の大仏は叫び声も超音波系の高音で周りに迷惑かけるだろうと個室を希望。
病院はかなり大きくて院内の売店がなんとファミマ!食堂の他にラウンジもあるので病室で落ち着いたら大仏と散歩しようと考えてました。
しかし風邪ひいたら手術できなくなるので病室からは出さないでくださいと指示され大仏とふたりきりで引きこもり。
トイレも中にあるので「お母さん、トイレはそこでどうぞ!」と明るく言われ散歩の企み失敗。
窓の外には行き交うモノレールや住宅街が見えたのでベッド上でコロコロ転がる大仏に話しかけながらミラーガラスの窓であることをいいことに窓に向かってコマネチやらヒゲダンスして時間つぶし(大仏には大うけ)。
大仏は翌日の手術も知らずいつもより転がれるスペースが狭いながらもせっせと転がってました。
ときおり手術を執刀してくださる先生や看護師さんが説明に病室を訪れるたびにあやしてくれるのでテンションはいつもより高かったです。
烏帽子の職場の方が手作りの夕飯を持ってきてくださいました。
沖縄で親類がいないから夫婦だけでみるのは大変だろうと野菜タップリの煮物と三色ご飯。
愛情たっぷりのあったかいご飯は涙が出そうなくらい美味しくて、その方の優しさが身にしみました。
ほどなくして仕事を早めに切り上げることができた烏帽子が病室にきて大仏のテンションは最高潮に!
大仏を烏帽子に見てもらってシャワー浴びるために帰宅。
風邪ひかせたくないために冷房を切った病室はちょっと暑くて汗をかく大仏はいつも以上に乳をよく飲んだので夜中の非常食としてメロンパンを買って病室に戻りました。
オムツ替えのたびにヘルニアさんチェック・・・やっぱり大きい!
夜は爆睡する大仏に添い寝、小児用ベッドは身体がでかめの私には小さく寝相の悪い大仏が大の字になって寝る横にちぢこまる私。
3時までは授乳OK、3〜6時までは水かお茶50ミリリットルまではあげてもよし、という指示だったので2時半に無理やり授乳、5時半に哺乳瓶で水をあげてみたものの水はいらねーよ!と拒否される。
翌日の手術のことを考えるとよく眠れないのと、ひんぱんに乳をせがまれ2時間も眠れず。
大仏のお尻を目の前にウトウトしているとすかしっ屁をくらいました。

金曜日
あまりに寝不足でふらふらだったので朝イチで烏帽子にSOS電話。
早めに来てもらって気分転換にひとりで外を散歩しました。
大仏をみながら烏帽子と二人でもしゃもしゃ朝食。
8時半ごろにサイズぶかぶかの手術着にお着替えした後、烏帽子にあやされご機嫌の大仏。
一番恐れていた絶食タイムはそれほど泣き叫ぶこともなく無事に9時の手術室への移動なで平和に過ごすことができました。
烏帽子に抱っこされながら手術室へ。
執刀する小児外科の先生が大仏を抱っこするとニコニコご機嫌に。
和やかな雰囲気で大仏は手術室へ入っていきました。
大仏を抱っこした先生や看護師さんたちが奥のほうへ進んでプシューッと自動ドアが閉まって見送りはおわり。
烏帽子と私は病室で待機です。
交わす言葉も少なく、病室に戻りさっきまで大仏が寝転んでたベッドに横たわり仮眠をとろうとしましたが、今頃もう麻酔かかったかなとか無事に終わりますようにとか麻酔がとれたら痛がるんだろうなとかいろんなことを考えてたら眠るどころか涙がぽろぽろ出てきました。
烏帽子に気づかれたら恥ずかしいのでイスに座る烏帽子に背を向けて気づかれまいと必死に涙をふいてました。
手術は予定通り1時間半ほどたって、手術室の入り口に迎えに来てくださいと連絡。
バスタオルにくるまれた大仏は泣き叫んでました。
興奮状態のため1時間くらいは泣き叫びますが大丈夫です!と言われたもののびっくりしました。
最初はビデオカメラをまわしていたものの中断して泣き叫ぶ状態の大仏を烏帽子と交代で抱っこ。
揺らしたり入院手続きの書類で仰いで涼しい風を送ってみたりと試行錯誤して術後1時間ほどたってやっとこさ気持ちよさそうに眠ってくれました。
すやすや眠る大仏をみながら烏帽子と昼ごはん。
先生の説明によると大仏がデブなあまりに点滴箇所が定まらなかったため注射針のあとが3箇所あること、ヘルニアさん(脱腸)の出入り口はかなり大きかったもののもう出ないようにしっかりと処置し手術は成功!、1週間様子見て異常なければ病院に来なくていいとのこと。
これからはヘルニアさんの心配をしなくていいんだと思うととても気持ちが楽になりました。
お昼の2時前には退院許可もおり、眠りからさめた大仏はゴキュゴキュッと乳をがぶ飲みし25時間ほどの入院で3人そろってお家に帰ることができました。
帰宅し2時間ほど眠った大仏は、最初は手術した傷口の痛みで動きづらそうでしたが寝返りも復活。
体温が病院にいたときよりも上がりあわてましたがヘルニア先輩の烏帽子の「3日ほどは熱が下がらなかった」という体験談のもと様子を見守ってみることに。
このときほど烏帽子がヘルニア先輩でよかったと思ったことはありません。

乳の飲みっぷりもよく、ぐっすり眠り、翌朝からはコロコロいつものように転がってます。
ずっとずっと気がかりだった手術もおかげさまで終えることができました。
弱気になってしまった私を励ましてくださったみなさま、先生はじめ病院のみなさま本当にありがとうございました。

と、ここまで書いたところで大仏のオムツ周辺から脱糞臭が・・・・。
みなさんよい1週間をお過ごしください。