似たもの姉妹

supply72009-02-03

 先週は失礼しました。久しぶりに熱を出し寝込み二日も仕事を休んでしまいました。直ったと思いきや今度は声が枯れはじめ二度目の風邪真っ最中のアイリです。

 妹ネネの子が遂に産まれました!

 予定日の10日くらい前から前駆陣痛で苦しみ、寝不足で迎えたお産、予定日(1/29)の翌日から二昼夜を病院の陣痛室で過ごし40時間以上経過してから破水、子宮口全開大になり分娩室に入るも赤ちゃんが下りて来ず、陣痛も弱まってしまい分娩が一時中断…痛みと疲労と寝不足で状況が理解できなかったネネはパニックになり「もうやめる!」「お腹を切って出す!」「助産師さんが意地悪をしてるんだ!」と泣き叫んだそうです。そんな妹を夫たーくんは側で叱りながら説得、励まし、呼吸をリードしながら腰をさすってくれていたそうです。分娩室に入ってから6時間以上が経過し、2月1日午前3時過ぎ、3170グラムの男の子が産まれました。臍の緒が二重に首に巻き付いていたために下りて来られなかったそうです。
 妹はたーくんがいなければ絶対に一人では産めなかった、2人で挑んだからこそ48時間も頑張れた、出産は女だけのものじゃないってよくわかったと言っていました。
 初めて我が子を腕に抱いたとき嬉しくて「やっと会えた!」という気持ちで号泣したそうです。
 二昼夜の間、たーくんと母が交代でネネに付き添い、交代で睡眠をとりながら彼女のサポートをして、3人ともフラフラになっていましたが、本当にみんなよく頑張りました!お疲れ様でした!

 病院に会いにいくと、スヤスヤと眠るその子は、大きな顔の頭の尖った(産道に長くいすぎたためか?)男の子。とてもハッキリした顔立ちで、目を覚ましたその目は切れ長で眼力がありました。満期までお腹にいたためかもうすでに指先にペラペラと爪が伸びていて、その爪と眼力はなんとも迫力がありました。コジポンにも似てるような似てないような?

 実は私の出産の際に長い陣痛(やはり40時間以上)の間の最後の12時間に付き添っていてくれてたのが妹ネネで「私はアイリちゃんのお産の時に取り乱す姿を見ているから、気持ち的に備えがあるから大丈夫!」なんて言っていましたが…そこはやはり姉妹。
 尋常でない陣痛の長さも、取り乱す様子も仲良く一緒のようでした。

 私の時はすでに赤ちゃんが下りきっているのに子宮口が開き切らず、猛烈にいきみが来ているのに「裂けるからいきむな。いきみを呼吸で散らせ」という状態→分かり易く言うと「でっかい○ンコが出かかっているけど、ズーッと我慢させられている」状態が何時間も続いたので、出したいのに出せないストレスで発狂し「産ませろ〜!!」と凄みながら壁を叩いたりしてました。妹は「いつも冷静な姉があんなになるなんて…」と思っていたそうです。
 世話になったネネのお産の時にはなんの役にも立てなかった姉ですが、これからの子育ての時にはお役に立ちたいと思います*1
 がっ、すでに妹ネネは産院で「あなた初産婦さんよね?」と聞かれるほどに手慣れた様子で子を抱き、教えられずともオムツ替えを済ませ、看護師さんを驚かせるほどのベテランぶりを発揮しているそうです。甥っ子姪っ子の世話で鍛えられてるもんね。
 週末の退院が待ち遠しいアイリおばちゃんです。大家族に14人目の仲間が加わりました!

今日の一枚  妹ネネより送られてきた写メ「極秘の真相:この子の本当に父親はピッコロ大魔王なの」確かに頭の形が瓜二つですね。

*1:本音を言えば新生児のお世話がしたいだけ