まる子へのカウントダウン

supply72009-01-20

 最近めっきり寒くなってきました。みなさまお風邪など召されてはいませんか?
 なんて聞いてて気がついた。コジポンが最近めっきり医者にかかることがなくなってきた事に。

 思えば、この世に生を受けてから約半年、初乳の免疫も切れてきたかと思った時からコジポンの小児科通いは始まりました。
保育園に入るとき先輩ママさんから「男の子は弱いから週一で呼び出しがかかるよ〜」と脅されていましたが…本当でした。週一ではないにしても、月二ぐらいの割合で保育園から早お迎え要請が職場にきてました。

 コジポンどうやら気管支にくるタイプらしく…「喘息様気管支炎」という発作を頻繁に起こしてました。
 熱を出すわけでもなく、ちょっと咳が出てるかな?なんて思っていると胸がゼロゼロ、息がヒューヒューし始めて、咳き込み始めるとと吐き気を誘発するらしく、ゲロゲロと吐き続け、脱水を起こしたり、呼吸がしにくくなり血中酸素濃度の低下でぐったり。ゲロ袋に顔を突っ込みながら病院に駆け込んで吸入をしたり、時には点滴をしたり、月に2回は小児科にかかっていました。
 当時は予防薬(抗アレルギー剤)を毎日飲んではいたのですが、季節の変わりめや寒暖の差の激しい時期なんかにはあっという間に発作が出てしまい。そのうちには笑いすぎで呼吸が苦しくなるのを契機に発作を起こしたりもしていたので、コジポンが爆笑しだすと一生懸命笑いを止めたりもしてました。
 コジポンの発作が始まると、小さい体で胸を凹ませながら一生懸命息を吸い、ゼロゼロしながら浅い眠りにつく息子の背中を切ない思いでさすりながら私もトロトロと眠り、咳き込んで吐き、目を覚まして泣く息子の着替えやらシーツやらを片づけて、泣いて嫌がるコジポンに「ロケットのお薬がんばろう!」と吐き気止めの座薬をお尻に入れる。代われるものなら代わってやりたいと思いながら、何度となく眠れない夜を過ごしました。

 3歳になった頃、ばあばが定年を迎えたので、スイミングに通う(連れていってもらう)ようになり、少しずつ体力やら気管支やらが鍛えられていったのか、あまり重い発作を起こすこともなくなり、だんだんと小児科への通院も回数が少なくなりました。
 そして、6歳の今、気がつけばこの1年間発作らしき発作もなく、最後に小児科へ行ったのはいつのことやら思い出せない程に丈夫になってくれました。
 

 そんな小児科通いをする時に、本当に助かったのが「まるにゅう」(○の中に乳の字)こと「乳幼児医療証」、この印籠のお陰で、医療費が全額免除となり、心おきなく病院通いができました。
 もしかしたら自治体によって助成が違うのかもしれませんが、武蔵野市は未就学児までは所得に関係なく全額免除でしたので、体の弱い子を持つ親としては本当にありがたい制度でした。
 ただ、就学と同時に義務教育就学児の「まる子医療証」(大真面目に「まる子」と銘打ってあります。私はつい「ちびまる子」を思い浮かべてしまいます。)になり、自己負担分3割の3分の1しか助成されなくなってしまうのです。
 「まる子」までは、あとわずか…なんで3月までに、小児科に行って常備薬を処方してもらっておこうかしら?なんてずる賢く考えてます。

 就学に間に合わせるように丈夫になってきたコジポンのお陰で、今までのように頻繁には病院通いすることはないでしょうが、いつ何時、何が起きるか「神のみぞ汁」なので、義務教育就学児の間も全額助成をしてくれるようになってくれたら、もっともっと子育てしやすい世の中になるのでしょうね。
 出産費用と子供の医療費については、自治体、所得の区別なく全額助成となる日がくることを願ってやみません。


今日の一枚は、ランドセルを選ぶコジポン。
「土屋鞄」さんの工房に見学に行き、手作りされているランドセルを見てから購入しました。大事に作られたランドセルを見せれば、6年間大事に使ってくれるかも…と親の思惑ですが、コジポンもとても気に入ったようです。