脱皮

 ここ1〜2週間、さすがにカナさんちほどではありませんが、かなり低調だったヒコ。先週末から今週頭にかけては、熱が出たり、成長痛がMAXに達したりと、なかなかのものでした。そして、こんな時は自分自身も程度の差こそあれ、低調街道まっしぐら。のどは痛いわ、やたら眠たいわ、ということで、二人してよく眠りました。
 風邪は悪いことばかりではなく、むしろ体にとって必要なもの、生まれ変わりを促すもの、という、野口晴哉氏の考え方がとても好きなのですが、そう思ってみると、今回の不調も、ヒコが大きく成長していく中でのひとつの節目だったと思わざるを得ません。風邪が抜けたと思ったら、顔は変わり、体つきがお兄ちゃんになり、おしゃべりも思考力もワンランクアップ。本当に、一枚脱皮したみたいなのです。大人も、風邪を引けばスッキリしたりしますけど、そこはさすがに成長中の人。ここまで明らかに違うとは!人間や身体の奥底には、まだまだ見くびっている神秘が山のようにあるんだろうな、と思います。
 さて、ついに明日、ヒコの最愛の人・バーバが、20日ぶりに帰ってきます。脱皮したヒコのあまりの成長に、たぶんびっくりするだろうなー。