こんにちわ。
なんとか赤ん坊も私も授乳のコツつかめてきたような、まだのような、でもだいぶ泣き声にも動揺しなくなったがばちょです。
10月19日で赤ん坊もこの世に出てきて3週間となりました。
相変わらずおサル度は高いですが、ちょっとずつ頬もふくらんできて愛おしいというよりも面白い存在の赤ん坊です。
めまぐるしい日々というのは確実なのですが、時間がたつのが早いのか遅いのかはまだよくわかりません。

出産して5日(長い?短い?)で退院でしたが、入院生活は楽しいものでした。
私はケチなので出産手当(35万円もらえるやつ、保険によっては上乗せ有)から少しでもおつりがくるようにしたくて、個室がウリの病院でしたが相部屋希望にしていました。
個室にするだけで1日7000円の差額が発生します。
で、5日分だと35000円、それならどこかへ旅行したほうがいいじゃないかということで相部屋にすることに迷いはありませんでした。
病院の方針は、分娩直後にカンガルーケア(産まれたての赤ん坊を母親の身体にのせる)、母乳育児推進、出産翌日から母子同室(これは入院直前の安産体操教室で知りました)でした。
分娩後に運ばれた病室は4人部屋でしたが、まだ1名しか埋まっていない状況でした。
当日はヘロヘロだったので同室の方に挨拶もせず、のんびりしてました。
翌日、沐浴教室で同室の方に挨拶して色々と話していると、お互い初産で母子同室になることを入院する直前に知ってびびっていることがわかりました。
食事は動くことができる人はラウンジで個室の人も相部屋の人もとることになっています。
同室の方はすごく面白くて気があったので同じテーブルに座り、ベラベラとしゃべっていました。
まずは出産エピソード(いかにきつかったか、楽であったかなど)に始まり、母子同室ってキツイよね、授乳なかなかうまくいかないね、といった話題で盛り上がりました。
お互い心の準備ができていなかったので母子同室はなかなかきついものでした。
きついから新生児室に預けようとすると「もうちょっとがんばってみましょう!」と言われ、すごすごと赤ん坊が入ったガラガラをひきずって病室に帰ることもしばしばでした。(結局、2度体力の限界を感じ預けましたが)

9月から10月にかけて出産ラッシュのようで私が入院した翌日に1人、その翌日にまた1人と4人の相部屋はあっという間に満室になりました。
年齢、職業、初産かどうかもばらばらでしたが赤ん坊を産んだ直後という共通点が結束を強めたのか同室の方々とは食事のたびにワイワイと話して個室の方からうらやましがられたほどです。
同室の方の1人は個室希望だったにも関わらず、個室が満杯で空きがでるまで相部屋ということでしたが「相部屋希望にしておけばよかった」と後悔していました。
初めてのお産、うまくいかない授乳、慣れない赤ん坊の泣き声などなど結構ヘロヘロ状態の私には同室の方は心強い存在でした。
同じ釜の飯を食う、といった感じで子育てに挑む同志みたいな不思議な結束力が同室の方だけでなく同時期に入院していたお母さんたちにはありました。
仕事の都合もあってダンナさんは入院中休めず、職場の同僚や友人はほぼ夕方以降にお見舞いにきてくれていたのでポツンと自分ひとりで赤ん坊と向き合うお昼の間は同室の方を訪ねてくる親戚や家族のザワザワが心地よく感じてました。
沖縄ならではのお見舞いの品々を同室の方からいただきました。
隣のベッドの方は1組目のお客さんがミスタードーナツ20個、2組目がダンキンドーナツ20個、3組目がケンタッキー(!)という強烈なラインナップ。
個室だったらこんな笑える出来事もなく孤独でさみしかったろうなと思います。

少し気を使いはしますがお産で入院するのならば相部屋にされることを私はオススメします。