しかぶり

supply72008-08-22

(業務連絡:ホッチキスさま…すいません!どうやっても日付が消えないんで、修正してやってください!)

 子どもって、生身の生活そのものだから、生活の言葉である方言に、「言い得て妙」な表現がある気がするんですけど…という気持ちで、新しいカテゴリーを作ってみました(by トンビ)。というのも昨日、ヒコくんは寝る前に恐ろしいほど水分を取り(牛乳、お茶、野菜ジュースを交互に一気飲み)、まぁ、案の定ということで、布団が濡れておったのです。久々の「おねしょ」でした。
 でも、それを見て「あら、おねしょね」とは、私は言いません。「しかぶっとる〜」です。「しかぶる」は、長崎弁で「おねしょする」。「しかぶり」は「おねしょする人」です。「おねしょ」も、それはそれで質感が伝わるなぁ、と思うのですが、「しかぶり」って、なんかもっと、量が多いというか、パンツだぶだぶっていうか、「やっちゃった感」がにじんでる気がします。
 困ったことでも、ちょっと言い方を変えると、クスッと笑えて気が楽になるってこと、あると思うんです。子どもさんのおねしょに目が三角になってる親御さんが「これ、長崎じゃ『しかぶり』って言うんだったっけ。プッ」と、和んでくださると、うれしいです。私自身、ヒコくんが赤ん坊のとき、ホッチキス家から「寝る前に泣くのって、宮崎じゃ『ねくじょ=寝苦情』って言うんだよ」と教えてもらって(でしたよね…当時は朦朧としていたので正確じゃないかも。間違ってたら訂正してください)、赤ちゃんが「わたくしね、まだ眠りたくないと言うか、眠たいのは眠たいのですけどね…」なんて、理屈をこねてるとこを想像して、ゆるんだんです。だから、そんな感じで、「言い得て妙」なことを、ポツポツ共有できたらな、と思います。