夏祭りとビール

びっくりした・・・うたた寝しているあいだに日曜日になっちゃったかと思った・・・。*1

タイトルにもあるとおり、今日、僕らの町は夏祭り。さっき車で通ったら、商店街の男衆が焼きソバの鉄板とかビールサーバーとかいろいろ用意してました。

「ウンコぶりぶりのヒコ」・・・。僕にも似たような経験があります。これは自前ブログのほうにも書いたことなんですが、論文の直しに激集中していたら、ぼっちゃんがとことこ寄ってきて「トッチ、オコッテル?」と言ったんです。最初、何て言ったかわからなかったのですが、次の瞬間に「トッチ、怒ってる?」と聞きに来たんだとわかって、「え、ぜんぜん怒ってないよ・・・・うん・・・・ぜんぜん・・・」となんだかそういうことを言わせてしまったことに一抹の切なさを覚えました。おそらく睡眠不足の鬼のような形相でパソコンに向かっていたのでしょう。修行不足でした。でも、すべてを投げ打って、すべての時間と力を子どもに向けるということは、勿論理想ではあるけれども、それは親としての自分そして子どものなかの、何か大事なものを損なってしまうのではないかと、ふと思うことがあります。もしこの世界に「完全さ」というものがあるとしたら、それは逆説的かつ不可避的に「不完全さ」になるのではないか、なぜなら、「完全さ」は「不完全さ」を「持たない」という否定性を内に孕むことによって、完全であるがゆえに不完全でなければならない。
書いていて自分でもよくわからなくなってきましたが、なるべく一緒にいるときは同じ時間を過ごすことを忘れず、でも、すくなくとも、自分がやろうと思い、やらなければならないことを放り出している自分を見せたくないという気持ちはどこかにあります。

話はかわりますが、先日、2年前の自前ブログの今ごろの部分を読み直してみると、なかなかすごいことになっていたんだなぁと思う箇所があったので転載してみます。日付は2006年7月11日。

ホッチキス保育園開園から2ヶ月。

またしても追い込まれてしまった。もう、ほんとうにどうしようもなくなって何が何だかわからなくなる。

眠たいはずなのに今ひとつ決め手に欠けてキーキー叫ぶぼっちゃん。そしてそんなぼっちゃんを抱っこしてあやす僕。最近の蒸し暑い陽気の中で僕もぼっちゃんも汗だく。僕のほうも泣きたくなった。もう限界。

そんな感じで昨日は燃え尽きた。

やっと眠ったぼっちゃんをフトンに置いたあと、読んでいた本の前に座るけれども、もう字が追えない。っていうか、字がフワフワ紙の上を泳いでいる。今まで読んだところがどういう内容だったのかも覚えていない。しばらく呆然自失。こんにちは廃人。



妻が仕事から帰ってくるまでの間の記憶がない。起きたぼっちゃんをベビーカーに乗せて散歩していた気がする。

妻が帰ってきてからも、頭の中に行き場のなくなった熱気の吹き溜まりのような状態で声も出ない。その状態を話そうとしても、言葉がなかなか出なくて、なんとか話すけど、言っていることが自分でもわからない。そもそもどうして自分がこういう状態になったのかもわからないし、一体、何がどうなっているのかもわからない。

いったいどうしちゃったんでしょうね、この人は。何か辛いことでもあったのかな?

*1:後日のための注記。この週は日曜担当のがばちょさんの事前投稿があった。