タコの歯ぎしり

supply72009-02-20

 昨日、ダンナが小児病棟の取材に行ったとかいう話を聞いていたからか、今朝、ヒコが一度死んでしまう夢を見て、泣きながら起きました。「一度」っていうのは、「これからお葬式だけど、その前にジージとバーバが最後のお風呂に入れようとしたら生き返った」からなんですけど、動かないヒコを触りながら、なんと悲しかったことか…。でも、目が覚めて、あたたかく生きて眠っているヒコを触って「あぁよかった。生きてるだけでいい。息をしてるって、なんて嬉しいんだ!」と感謝したのもつかの間、私がかなり苦手なヒコの歯ぎしりが始まってしまったので、サッと遠ざかって、背を向けて寝なおしました。現金なもんです。歯ぎしり、ひどいんです。歯ぎしりって、オッサンがするもんだと思ってたけど、幼児もするんですね。なにか理由があるのでしょうか。そして寝言がほぼ100%、文句か命令です。「イヤ!」「ヒコがすると!」「取ったらダメ!」などなど。あまりいい睡眠ライフではないのでしょうか…。
 こないだの保育参観では、立派にステージをこなしました。自己紹介も、龍踊りも、大丈夫でした。4月からは制服を着るらしい。私は制服というものがあまり好きでないので複雑ですが、本人はとても張り切っています。きっと、すごくお兄さんになるって気分なのでしょう。制服はイヤだけど、そういう「節目」みたいなものが嬉しいんだろうな、と、悪口は言わないようにしております。そしてたしかに嫌いなんだけど、ヒコが制服を着る年になった、というのは、単純にとても感慨深く、サイズを決めるために試着した時には、不覚にも目頭に熱いものが広がりました。保育園生活も、ばら組、たんぽぽ組、もも組…2年と4ヶ月が過ぎようとしています。4月からは、ちゅうりっぷ組さん。あとは、きく組、すみれ組。折り返し地点まで来てしまったようです。
 写真は、空の灯油の缶を車まで運んでくれているヒコ。抱っこもだいぶ減り、こうして荷物を持ってくれるまでに…(涙)。

 今日は保育園に送って別れたあと、ふと部屋の方を振り返ると、タコ踊りをしながらみんなの輪に入って行く後ろ姿が見えました。タコでもバカでも、元気なら、生きていてくれたら、それでいいです。歯ぎしりは、やめてほしいけど。